こんばんわ、Shin-no-Sukeです。
Hanuman performer’s blog 3週目突入です。
こうやってみると1週間経つのが早い、早い、あっという間です。
皆さん、お待たせしました(本当か?)。
先週の『結成秘話編』に続き、『演奏してみた編』です。
でわ、お楽しみあれ。
〜〜〜〜〜
タイのバンド音楽を演奏するにあたり奏者の頭数が揃い、その約2ヶ月後、
リハスタにて音合せをすることに。
恐らくは、このバンドの音源を聴いてなかったらHanumanをやろうとも思ってなかったであろう
野郎なら文句なしに大好きなタイの人気ロックバンドSilly Fools、
それから当時若手新人バンドとしてバンコクで流行りまくっていたぶっとび系The Richman Toy、
安定したヒット曲を出しまくっているPotatoから曲をチョイス。
話を結成時の内容に少し戻すと、、、
ほんの気まぐれで集結したHanuman、ぼくがタイ語の歌をやってみたいという理由以外、
一切の目的を持ってなかった。
見る人、聴く人がいるorいない関係なしに、演奏してみるだけで満足だった。
たいてい、趣味のバンドであっても、
何度か練習を繰り返し、対応曲も幾つかこなせるようになったら、
小さなイベント、ライブハウス、なんでもいいのでライブ出演を考えるのが一般的な思考といえるだろう。
ただ、Hanumanの場合、有名曲といえどタイ王国限定のポップ・ロックなので、
日本人にとって、これがどれだけウケるものなのか全く予想できない。
(当時はもっとマイナス思考に誰か知ってる人がいるのか?ぐらいのことを考えてた)
そのため、人前で演奏するという目的は一切持たずに始めようとしていた。
その状況に不満を持つメンバーもいなかった。
とは言うものの、僕は気を使って以下のようなコメントを述べた。
「ライブやりたくなったらタイ旅行がてら、小さなライブハウスで自前でお金出してやりましょうか」
加えて、
「思い出にリハスタの演奏を録画してメンバー同士で楽しみましょうか」
無理から目的を作ってみた。笑
タイに行くとなると、全メンバーお金と時間の都合が必須条件となる。
とりあえずはリハスタで練習風景を録画することに。
もちろん自前のハンディデジタルムービーカメラ、自前動画編集。
5年前となると、iPhoneの録画撮影もできなかった(?)ので、
今は無き三洋電機の Xacti DMX-CG10 を2台用いての撮影。
約2万円前後で720pサイズの録画ができて非常にお手頃だった。
今でこそお話にならない画質の粗さだが当時は小さいのに綺麗に録画できるなぁと感動したものだ。
肝心な演奏は、というと、
各々、バンド演奏を長年やっているメンツばかりなので、安定したプレイをやってのける。
恐らく、仕込みもさほど時間を要してないのであろう。慣れたものである。
一方、自分は、、、
当時、外国人が外国語レッスンをカフェで行うというのが流行っていた(これも一種のノマドワーキングか)。
タイ人によるタイ語レッスンももちろんあった。
Hanuman結成の裏側にはタイ語学習というきっかけを持っていたが、
教える側の人材の当たり外れが激しくあるものの(苦笑)、
手軽だったのでこの手のレッスンも何度か利用していた。
ある日、タイ語の歌詞カード持参で、
「これを歌いたいのです」
と、日本語で言ったか、タイ語で言ったか、英語で言ったか、覚えてないが、
先生はその歌詞カードを手に取り、苦笑いしながら数分後に発した言葉は、
「う〜ん、、、これは、難しいですね」
以上、終了である。
もはや自力でやるしかない。
意味は後回しに、まずは読み、発音!
(ここだけを読むと、先週の内容から進んでないように見える)
確かに、そうなのだが、、、
単語という単語、全て意味の解釈を後回しにして、
宇宙言語と覚える作業は、謎の呪文をひたすら読み上げる作業に等しかった。
意味がわからないから、どういう感情の場面なのか、息継ぎのポイントもわからない。
それでも、メロディと譜割りをきっちりすれば、
なんとかなる、のか?なった、のか?
そうそう、タイ語で歌いたいと思った理由だが、も一つ思い出した。
それは、ร (ロー・ルア)の発音である。
英文字で言うところの R。要は巻き舌。
rrrrrRRRRR……これをやりたかった。
未だに、この巻き舌が楽しく、
あまりに強調しすぎて、歌唱内容をタイ人にチェックしてもらうと、
「やりすぎ」
と、よく言われる。でも、やめられない。笑
悩みながらも、めいいっぱい楽しんで、タイ語の歌をサルマネ。
【2010.01】第一回試奏@リハスタ。思い出録画。笑
無事、終了したのである。
でわ、また来週。
Leave a reply