Hanuman結成5周年!活動履歴その4〜初フェス出場決定編〜
こんばんわ、Shin-no-Sukeです。
暫くズボラかましてた、結成5周年を振り返る、続きをいってみたいと思います。まずは、初めてこの記事を読まれる方へ、バックナンバーから追っかけてください。
Hanuman結成5周年!活動履歴その3〜晒された編〜
Hanuman結成5周年!活動履歴その2〜演奏してみた編〜
Hanuman結成5周年!活動履歴その1〜結成秘話編〜
もはや、
ここまできたら目指すは現地タイ王国でのステージか?!なムードがバンド内部で広まりつつあった。付け焼き刃感全開だが、現在タイでヒットしている曲が何か、定番曲が何か、を理解できてた頃、
さて、
タイのアマチュア・バンドはどういうところでライブをするのだろうか。
日本のようなライブハウスはあるのだろうか。
旅行はしてきたが、こういうアマチュア・バンド事情を全く知らずにいたため、とにかく調べまくるしかなかった。
すると、
インターネット上でタイで開催されているある野外フェスの情報が見つかった。ここ最近の日本でも毎年あちらこちらでフェスが開催されるようになっているが、タイでも定番の大型野外フェスがあるようだ。その中でも、インディーズの祭典とも言えるべき野外フェスの情報を見つけた。極めて気になったのが『Fat Festival』。首都バンコクのFM局『Fat Radio』主催の毎年恒例の大型野外フェス。
(残念ながら2015年現在、Fat Radioは組織そのものが存在しておらずFat Festivalも2012年開催を最後にイベント終了となっている)
少し話が逸れるが、
日本でインディーズ、メジャーの区別を考える際、うまく説明はできないが区別はそう難しくはない。そもそも事務所にも所属していないバンドは完全にインディーズと言えよう。会話の中でこのバンドは、メジャーだ、インディーズだと表現しても誰にでも通じる。
が、タイの場合、少し違うようだ。雑な言い方をすると、メジャー、インディーズの区別が無いのだ。バンドの運用形態を指すというより、ジャンルを表す言葉という解釈の方が近いかもしれない。そして、タイでインディーズと呼ばれるバンドはたいてい若手である。
そんな感じなので、
インディーズの祭典といえど、Fat Festivalには、有名どころがわんさか出ているのだ。その年(2010年)開催のFat Festivalは、大中小合計8ステージで構成されたフェスであった。ざっくりだが、1ステージあたり最大動員数は、大が5000人規模、中が1000人規模、小が100〜300人規模である。2日開催となっており、その動員数は実に10万人と言われていた。過去開催のプログラムを調べてみると、一番小さいステージはアマチュア・バンド向けのステージで、まさに我々Hanumanにとっても狙えるのでは?と思わせた。そして、無名なアマチュアバンドが出場するためのオーディションがあるはずだと推測し、条件や締め切りなどはどうなっているのだろうかと、気になるも、タイ語による調査作業はハードルが高く困難であった。
ちょうどこの頃、
YouTubeのHanumanチャンネル開設に続き、facebookも公開し、着々とタイ人フォロワーが増える状況だったため、思い切って、タイのみんなに尋ねてみようと、
「今年のFat Festivalに出たいんだけどどうしたらいい?」
と、質問を投稿したところ、すぐさま親切なタイ人から返信があり、
「この人、Fat Radioのスタッフだよ」と、欲しかった回答に一番近いものが出てきた。
様子を見る理由などどこにも無いので、
すぐさま、教えてくれた連絡先のスタッフ宛に質問を投げた。
「日本のHanumanというバンドです。タイのポップ・ロックのカバーを中心に活動しております。今年のFat Festival出場に向け、応募をしたいのですが、オーディションなどの条件や応募方法などについて教えてください」
と、こんな感じの文章だったはず。
が、高い確率で、無視されて、返信なんて無いんだろうなと予測していた。
(基本的に弱気なShin-no-Sukeなのだ)
すると、、、
なんと翌日に、Fat Radioのスタッフから返信が届いていた。
「Hanumanさんのことは知っています。どうぞフェスに出場してください」
まさかの顔パスである(笑)。
自己紹介以前に、HanumanのYouTube動画が炎上(苦笑)し、風の噂とやらがFat Radioのスタッフまで届いていたのである。
こんなトントン拍子でいいのか?!
すぐさま、この驚きの展開をメンバーに共有し、
「すごいね〜」
「インターネットこわいね〜」
「悪いことできないね〜」
ひたすら、この会話を繰り返していたのを今でも覚えている。
かくして、結成半年足らずで、意図も簡単に現地タイ王国の大型野外フェスティバル出場獲得を果たしたHanuman。
一体、どうなってしまうのやら!
(つづく)
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