『Bonus Tracks 2556』の楽曲を、全曲自分たちでレビューしてやろうじゃないか、というこの企画。
僕のターンでは3曲目、「phlaeng-ai-mai-muan」を解説してみようと思います。
(ちなみに、この企画は実際にアルバム制作に参加したKameちゃん、Tamaと回しております)
さて、この「phlaeng-ai-mai-muan」ですが、最大の目玉はその歌詞でしょう。
なんとこの曲、タイの母音文字である「ใ」(マイムアン)を使う20個のタイ単語をすべて網羅して作られているんです。歌詞を作ったのはもちろんShin。これはすごい!
しかも日本語バージョンもありまして(本アルバム15曲目に収録)、そちらは「ใ」を使うタイ単語と日本語が完全にリンクしており、タイ語学習にも役立つという素晴らしい楽曲になっています。
↓日本語バージョンのYouTube動画もあるので、ぜひ見てみてね!
さて音楽的なところをいうと、超ハイテンポ×シャッフル・ビートのハードロック・ナンバーとなっていますね。
しかも中盤は超速弾きギター・ソロとベース・ソロが炸裂するというものすごい展開が(しかも長い!/笑)。自分のバンド・メンバーの演奏ですが、聴く度に”よくこんなの弾けるなあ〜”と思ってしまいます。
実はHanumanのみんなは超が付くほどのハードロック好きで、Hideの先日のブログで触れていたように、この曲はデヴィッド・リー・ロスやビリー・シーンなどのハードロック・ヒーローからの影響を全く包み隠さずに作ったものなんです。
僕も負けじとディープ・パープルのジョン・ロードを思い浮かべながらハモンド・オルガン・フレーズを弾いているのですが……ギターの前には完全に地味ですね(笑)。
そんなこんなで、ギター・キッズにはたまらない1曲になっているんじゃないでしょうか?
また、いろいろバンド名を挙げてみましたが、分からない人もYouTubeなどで検索してみると、どんな音楽に僕らが影響を受けているかルーツも知れて面白いかもしれません。そこまでガッツリ聴き込んでくれたら非常にうれしいですね。
こんなところで、いかがだったでしょうか? 次はKameちゃんによる4曲目「phrung-nee」。みんながどんなレビューを書くか、僕自身も楽しみにしています(^^)
iTunes Hanuman – Bonus Tracks 2556
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